キャリア教育

キャリア形成としての大学教育と就職時の諸要因(その2)

2019 年度卒業生調査からみる「社会人基礎力」のとらえ方

「社会人基礎力」は,3 つの能力「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」を核に,さらに「12の能力要素」によって構成されています。抽象的で主観に頼るものでありスケールとしての信頼性や妥当性には疑問があります。また実際の能力・スキルなどについては実証性が怪しく,恣意的,便宜的に使われています。しかし,多くの企業や団体,教育機関で一つの指標として用いられており,その点では比較検討の材料となると考え調査に含まれています。

主な結果で注目されたのは,卒業生と事業所とで重要性の認識に大きな差があったのは「主体性」では事業の方が,「ストレス耐性」では卒業生の方が重視しているという点でした。しかし,その「主体性」や「傾聴力」「規律性」などについて福島大生は優れているという高い評価を得ていました。

社会人基礎力結果報告
寄稿者所属:キャリア教育氏名:五十嵐敦